秋分の日
2011年9月25日 日曜日
昨日の「秋分の日」、”mealani-coo” さんのイベントに参加をさせていただきました。
お庭にある、とても形の良いきれいなもみじへのデコレーション。
cooの皆さんが集め、磨き、組み上げた流木のゲートにも。
いろんな催しがあるイベントの中で、Masaは、”mealani-coo”の代表keikoさんのセレモニーワークにおいて、キャンドルでのデコレーション、という枠を少し超えた演出をさせていただきました。
「豊かさ」がテーマのセレモニー。
豊さって、なんでしょう。
お金だったり、愛だったり、夢だったり。
人それぞれ。
どんな人も豊かになることは出来るけれども、多くの人が、豊かになることに対するブレーキを少なからずかけています。
それは、あきらめだったり、遠慮だったり、自分に自信がなかったり。
そういったブレーキを外していくべく、自分の中にあるネガティブなモノを見つけ、それをひとつひとつ出していく作業を、keikoさんの穏やかな声による誘導で進めていきます。
それらを書き出した紙は、焚き火で燃やしてしまいます。
ただ、頭の中で考えるだけでなく、実際にアクションをして、体験をすることで、初めて意味のある変化を起こすことができます。それを実践するワークです。
このセレモニーのために用意させていただいた、焚き火台。
水に浮かべた大輪の白いダリア。
その一段上、ホワイトセージを使った「浄化」キャンドルの火を、最上段の焚き火台に移していきます。
チロチロと燃えだした火は、すぐにその力を増し、皆の書き出したココロのネガティブなブレーキを、この秋の空へと飛ばしていきます。
この浄化の火のもとでの、keikoさんの祝福の舞。
手放したことで受け取る、新しい実りへ。
keikoさんが皆の前をさっと駆け抜けたり、自分の前で舞っていただいているとき、本当に何かを感じる。
風の様な、水の様な、きれいな粉の様な。
なんとも言葉には表しにくいけど、その手の動きに合わせて、意志を持った何かの力が動く。
これはには驚いたけど、いたって自然なことに感じました。
お部屋に戻り、キャンドルに火を灯します。
keikoさんが皆に、スペシャルな香りをわけていきます。
ブレーキを外したこの瞬間に、新たな実りを得るイメージを作っていくために。
keikoさんの作った香りは、鼻から、のどを抜けてお腹の奥に入っていきます。
たくさんの細胞がそれを受け入れて、体全体が、きれいな色だったり、世界中の土や水や風、お花達を感じ、時間の止る様な気持ちのよいリラックスをした状態を作り上げてくれます。
今回は豊かさの象徴の色、「ターコイズブルー」を使い、キャンドルを作らせていただきました。
keikoさんとお会いして、お話をするうちに、Masaの中でイメージは出来上がっていきました。
具体性はないけれど、イメージのフラッシュを、ひとつひとつ繋いでいくような。
keikoさんという人を、キャンドルという形で表現をする様な作業。
聖なるもの
くもりのないもの
今、keikoさんと会っていなければ、このキャンドルは生まれていない。
様々なご縁によって、全てのキャンドルを作らせていただいていることを、深く、深く感謝します。
今回は、3つの香りを頂き、それぞれの世界へ。
そして誘導されて、瞑想へ。
次第に創造の世界は拡大し、自分を飲み込んでいく。
keikoさんの発する言葉を、立体的に建設して、その世界に入っていく。
どんな世界も作っても良い。
金色の翼を得て高く舞い上がったあとは、自らが思い描く理想の世界へ降り立つだけ。
そこはとても穏やかな湖の底の様で、適度にあたたかなオレンジ色の空間だった。
とても気持ちがよかった。
秋分の日から、一夜、二夜と明けた今も、自分の中に何かが刻まれた感覚は消えていない。
何かが動いたんだ。
昼と夜の時間が同じで、陰と陽のバランスが取れているという「秋分の日」。
そんな特別の日に、沢山のご縁をいただき、いろんな体験ができたことを嬉しく思います。
今回、お越しいただいたすべての皆様
いろいろお手伝いをしていただいた周平さん、愛さん
ドスンと力をくれた、書のマサくん
お花を届けてくれた、サク
福の神みたいな、るり子さん
最後に見に来てくれた、ruuさん、muiくん、saaya
そしてkeikoさん、naomiさん、mother
ありがとうございました。
” mealani-coo ”
http://www.hasunohanahime.com/