「光のドーム」@HOT FIELD

2012年9月6日 木曜日

少し時間が経ってしまいましたが、ホットフィールドでのキャンドル「光のドーム」のお話です。



夕陽が日本海に落ちていくという素敵なロケーションの中、メインステージのある大きな芝生エリアの真ん中にキャンドルドームを設置させていただきました。



日没と同時にキャンドルへの点灯を始めます。



今回の直径7メートルのドームは、実際に中に入ることができ、全方向光に包まれる感覚を体験していただけます。



たくさんの方が中に入り、見上げ、佇み、
またドームの下はフカフカの芝生という事もあり、
座り、時には横になり、皆様が思う様にゆっくりと過ごしていただきました。







今回使用したキャンドルの燃料にあたる部分は、菜種油をメインとした植物由来100%のものを使用しました。

以前より植物由来燃料の炎で演出をやってみたかったのですが、光の広がりや、明るさ、コストの面で私なりにいろいろと研究が必要でした。今回それら全てにおいての問題がクリアできたのは、私にとっても大きな一歩でした。



2時間以上の点灯を続けたのち、「光のドーム」のキャンドルはひとつづつ、静かに消えていきます。

その消え方は本当にゆっくりで、思わず「お疲れさま。ありがとう」と、声をかけてあげたくなります。







最終日、23時。

お客様も全て退場し、がらんとしたドームの中で、最後のひとつの火が消えてきました。



フェスとしての「ホットフィールド」も存分に楽しませていただきました。

「R type L」さんのステージ装飾と、「OVERHEADS」さんのライティングも、本当にかっこ良かったです。

そんな空間で、dachamboのピカデリアが聞こえてきた時には、たまらずステージ向かって走りました(笑)。



今回、ホットフィールド準備段階から、設営、当日の運営と、たくさん人のお力添えをいただきました。

本当に皆様のお陰さまです。

そして、運営スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。
19年ぶりとはいえ、実質初年度のフェス開催は本当に大変な事も多かったと思います。
来年以降も開催ができる様、楽しみにしております!

ドームテントを提供していただいた「フレアーテント」さん。
いろいろと演出上の希望を聞いていただき、お手伝いもしていただき、ありがとうございました。

ホットフィールド
http://www.hotfield.jp/

フレアーテント
http://flaretent.com/