森のブランコ@北軽井沢SweetGrass
2013年6月26日 水曜日
週末の6月22-23日と「北軽井沢スウィートグラス」さんで、夏至キャンドルナイト&ワークショップを行ってまいりました。
心配だった天気も何のことはなく、気持ちのよい青空の下、青々とした緑と木もれ日に包まれて、心地よい時間を過ごすことができました。
朝一番に現地入りをして、キャンドルナイトの装飾をする森の緑の具合を確かめつつ、森を散歩。
昨年の9月と10月、今年も2月と4月と見てきた「おしぎっぱの森」は、季節と共に少しづつ表情を変えていきます。
森の具合や、お子様連れのお客さまが多かったことなどを踏まえて、もともとキャンドル演出をする予定だった川沿いの場所ではなく、ブランコのある森のエリアへ変更しました。
子どもが2人も乗れる大きなブランコ。
高さもあるのでゆっくり大きく動きます。
キャンドルの光に囲まれたブランコに揺られるなんて、想像しただけでワクワクします。
そして、一年で一番遅い陽が沈み、明るい月が昇ってきました。
そう、一日早い満月のスーパームーン。ドキッとするほどの明るさと美しさでした。
木の枝からは光る木の実がなる様に、
木の幹からは光るキノコが寄り添う様に、
葉っぱの隙間には、妖精が飛ぶ様に、
森の中でのキャンドルナイトは、森のためのキャンドルナイト。
一晩だけ森の仲間に入れてもらえる様に、そっと、そっと。
森の中での装飾は、本当に楽しいです。
自分がああしたい、こうしたいと思っても、それが森と合っていなければ意味がないから、結果、自分が森に歩み寄って行くことになる。
ある程度進めていってふと振り返ると、ずいぶんと森と息が合ってきて、愛情も生まれてきているのも感じたり。
そうなってくると、草一本踏むのも躊躇したり。
キャンドルナイトには、たくさんの人に来ていただいて、ブランコにも乗っていただきました。
ブランコにできた長い列も、並んでいる子ども達同士で自然にルールができていったようで、みんなが譲り合って静かにブランコに揺られていました。
昼間のワークショップで作っていただいたキャンドルを持ってきていただき、一緒に灯していただける方もいらっしゃいました。
いよいよ、消灯時間になり、人がいなくなってきた所で、ゆっくりとブランコに乗ってみました。
ふと気がつけば、昼も夜も、ブランコに乗るのは子ども達ばっかりで、大人は横でサポートしたり、写真を撮ったり。
こんなに素敵なシチュエーションのブランコに大人も乗らないなんて、少しもったいない気がしました。
翌朝は、ロウ画のワークショップです。
木枠の額縁を作り、その額縁の中にロウを使って大自然の絵を描いていきます。
太陽の下、広い芝生のど真ん中で気持ちよく描きました。
彼、いい顔しています。
嬉しいんだね。
彼は浅間山を描いてくれました。
絵に光が反射してしまいました。
笑顔も親子そっくりです。
赤や黄色の使い方がシャガールみたいですね。
初日の昼間のワークショップは50名の参加者と、その付き添いの方を含めての100人近い大所帯でのワークショップになり、4人のスタッフではさすがにてんてこ舞いで、写真が一枚も撮れませんでした。
今回、宿泊用に用意していただいたお部屋は「満点星屑キャビン」。
何ともロマンチックな名前ですが、この名前がつくにはもちろん訳があって、、
天井が一面ガラス張りなんです。
当日はあの強力なスーパームーン満月の前日という事もあり、その明るい月の光のパワーにほとんどの星の光はかき消されていましたが、そのスーパームーンをベッドから眺めながら眠りに落ちるのでした。
前回お世話になった、ノースランドコテージ
冬にみんなでお世話になった、トレーラーコテージ
どの部屋もそれぞれの個性があり、スウィートグラスに何度も訪れるリピーターの方が沢山いらっしゃるのは、10数種類もある多彩なバリエーションを持つ宿泊施設が持つ魅力にもよるものでしょうか。
ご参加いただいた皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。
スウィートグラス
http://sweetgrass.jp/