ARTh camp
2014年11月16日 日曜日
11月1日、2日、新潟県津南で行われた、”アースキャンプ”という体験型インスピレーションキャンプイベントにキャンドルのデコレーターとして参加をさせていただきました。
ライブに、18種類の多彩なワークショプ。
何より楽しみだった、全国のフェスやイベントを彩るデコレーターのみなさん達とのコラボインスタレーションです。
今回エリアを担当させていただいたのは「ART forest」。
一年前に、すでに枯れてしまって、枝が落ちて幹だけになった状態の木に流木でデコレーションされたものがベースになりました。
冬には3メートル雪が積もる豪雪地帯において、いくら流木で補強されているとはいえ、倒れかけの木が冬を越すために、竹を何本も巻き養生をして無事今年を迎えたそうです。
今回のお題は、
「宇宙から縄文火炎式土器が降ってきて津南の森に突き刺さった」
途中経過の写真が無いので昼間の完成写真から。
デコレーションは、数日かけて行われ、まず”Bubb & vibrations”さんと”KSK”さんが流木と土器の部分んにあたる壁を。
その内側に”Gravityfree”さんが縄文をイメージした絵を描きました。
空中には、”Hidari -kiki- Creation”さん のオブジェが吊られます。
これ、代表の小林響くん曰く「ぽよぽよ」という名前だそうです。
7メートル以上の高さのあるセンターの流木の、さらに上に”ばんちゃん”がミラーボールを吊ります。
二段ハシゴのてっぺんから、2メートルはある長い木の枝を使って、10メートルに届こうかという位置にワイヤーを難なくセットします。
私、”Candle Artist Masa”は流木を吊り元として、火をイメージし赤いキャンドルを吊りました。
写真は土器の内側。
同時に廃棄物でアートを行う”R領域”さんが「クロサイ」と「配管」と「ハンガー」と森にある植物を使ってパンチを効かせて行きます。
クロサイ
夕方、日没前に皆が集まり、仕上げをしていきます。
“KANOYA PROJECT”さんがストレッチ素材の布を使って火のイメージを森全体に広げます。
“MIRRORBOWLER”さんが、クロサイのまわりにミラーボールと金属の集合体と、そこから出る光線をカラーゴムで表します。
そして、日没を迎え、ミラーボールが輝き、キャンドルを点灯。
ひとつのインスタレーションに対し、これだけ個性の強い人たちが9人も集まってコラボレーションを行うと言うのは稀だと思いますし、例えばこれを1人の人間が表現しきれるかと言えば、それも無理でしょう。
すごく面白くパワフルな空間が出来上がりました。
ARTh FORESTは、何本もの道があり、探検感覚で散歩が楽しめます。
森の入り口には、”しがさやか”さんの絵。
イルミネーションは”ばんちゃん”
森のそばには、綺麗な池があります。
その湖畔に”Hammock 2000″のハンモック。
紅葉も進んでいて、想像してたよりも、ずっと良いロケーションでした。
キャンドルワークショップでも出店させていただいたのですが、点灯準備等もあってなかなか時間があまり取れない中、たくさんのお客さまにキャンドルを作っていただきました。
このアースキャンプは、みんなが仲間で、協力しあい、家族みたいに暖かくて、皆ニコニコと心地よく過ごすことができました。
夜に突風が吹いたときの全員の対応レベルの高さ、早さ、チームワークはそんな家族ならではのものでした。
”東山食堂”のおいしい賄い、地元のおいしい野菜、ありがたいお疲れさんビール、そして”KEEN”のスニーカーも。
ホスピタリティにも大満足でした。
今回は、本当に書ききれないくらい、たくさんの人と力を分けていただきました。
みなさま、ありがとうございました。
また来シーズン、どこかでお会いできることを楽しみにしております!
アースキャンプ
2014年11月1-2日
マウンテンパーク津南
http://arthcamp.jp/